教育に期待すること

教育について繰り返しの重要性

物事の上達に重要な点は繰り返しです。
簡単な計算に始まり、複雑な数式まで、全ては何度その問題と向き合ったかで解き方を見つける早さが身につきます。
算数、数学はその顕著な例ですが、それに限らず他の国語、社会、理科、英語などの一見繰り返しの効果が薄そうな学科であっても、やはり知性の地力は繰り返しで養えます。
漢字や、英単語のスペルは当然として、作文や小論文の様な創造的な課題であっても、やはり最適な取り組み方があり、回数を重ねることで、身につけることができます。
むしろ、一見して算数のような解法が明示されない、この様な問題こそ、事前に様々な課題をこなしておくべきで、経験が足りないと、まずどのように書き始めていいのか見当がつきません。
試験中に、作文を求められた場合、最適な導入を察して、最適なまとめに至までの作文を直感的に書けるか否かでは、問題を解くのに掛かる時間が大幅に違ってくる上に、時間をかけて書いた作文がまったく的外れで、時間をかけたのに得点を得られなかった、なんていう事も考えられます。
そのためにも、やはりコツを掴むまでの繰り返しが重要です。
しかし、勉強に限らず、運動などの分野であっても単調な繰り返しというのは飽きやすく、時には苦痛として感じられてしまいます。
教育において、モチベーションの維持は特に重要なポイントでありますが、この繰り返しをいかに続けられるか、それが知性の地力につながります。
しかし、この苦痛と感じられる繰り返しの積み重ねも、一つの気づきで楽しくなります。
それは、つまり身に付いたという実感です。
昨日まで考えながら書いていた漢字やスペル、間違えがちだった文法や数式がなめらかに、自分の体の一部のように振り回せると、喜びや達成感を感じることができます。
バスケットボールやサッカーで無意識にドリブルができるようになったり、武道で考えなくても自然と技が出せるようになると、目の前の世界が広がるように感じられます。
これと同じく、勉強には繰り返しの成功体験を知ることが重要です。